インプラント治療では顎の骨に穴を開ける外科手術を行なうため、顎の骨の状態や神経・血管の走行位置、
骨密度などを知ることはとても大切です。しかしこれらは歯茎の奥にあり、手術前に直接目で見ることはできません。
歯科用CTを使用してインプラント埋入手術前にこれらを精密に診断することで、事前にインプラントを埋め込む位置を
決めることができ、無切開、無はく離での手術が可能になります。
また、手術時間の短縮や術後の痛み・腫れの軽減につながり、安全で確実な治療を行なうことができます。
つまり、患者さまの体への負担を最小限にするためにも、必要不可欠な工程といえます。
なお、歯科用CTでの撮影は治療前だけではなく治療後にも行ない、埋め込まれたインプラントの状態や顎の骨の状態を
確認します。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
違和感 | ◎ | × | ○ |
咀嚼能力 | ◎ | × | ○ |
しゃべりやすさ | ◎ | × | ○ |
審美性 | ◎ | × | ○ |
周囲の歯への影響 | ◎ | ○ | × |
清掃性 | ◎ 天然の歯と同様に 歯磨きができます |
○ 物はつまりやすいですが 外して磨くことができます |
× つながっているため フロスの使用が困難 |
金額 | × 保険外治療のみになるので 高額になります |
○ 保険の材料と保険外の材料 から選ぶことができます |
○ 保険の材料と保険外の材料 から選ぶことができます |
治療期間 | × 4~12ヶ月程度かかります |
○ 周囲の歯の状況によります |
○ 周囲の歯の状況によります |